Windows11に必要なチップセットとして、
CPU:Intel=第8世代以上、AMD=Ryzen2000以上
TPM:2.0以上
が要求されています。
これは、Intelであれば2017年11月以降に発売されたPC、AMDであれば、2018年4月以降に発売されたPCでなければ、インストール要件を満たすことができない可能性が高いというものです。
また、TPM(Trusted Platform Module)は、デバイス上で様々なセキュリティ機能を提供するために利用される仕組みですが、古いチップセットの場合にはバージョンは1.2のものもあり、Windows11の要求する2.0の基準をみたしていません。
さらに、TPM2.0はBIOSの設定を変更しないと利用できない状態のものも少なくなく、実際にチップセットの要求を満たしたデバイスであっても、Windows11への移行は簡単にはできない可能性があります。
このような状況から、ユーザーの不満が沸き起こっているようで、マイクロソフトではWindows11のインストール要件を引き下げを検討するということです。
これによって、Intel第7世代のチップセットやAMD Zen1世代のチップセットも要求を満たしたものになる可能性が出てきました。
実際に現在のプレビュー版では、第7世代のチップセットでも利用可能とされています。
投資計画は早めに立てる必要はありますが、スペックの見極めはタイトになりそうです。
以下は外部のサイトが表示されます。
Windows11チップセット要件の見直し検討について(英語)
TPMについての説明
Windows11プレビュー版のダウンロード方法
IntelとAMDのCPU世代
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