2020年9月に一度アナウンスされたOffice 2021のリリースが正式に発表されました。
リリース時期は2021年の後半とされています。
発表された内容の概略は以下の通りです。
<良い情報>
Office 2021のProfessional PlusとStandardのLTSC版の提供(企業向け)
Office 2021のパッケージ版を提供(コンシューマー・中小企業向け)
どちらも永続ライセンスとして提供される
少なくともLTSC版は時期バージョンについても提供される
<気を付けなければならない情報>
Office LTSC版のライフサイクルは5年
Office LTSC版のライフサイクルが5年になるのに伴い、Windows10 ClientのLTSC版も5年に短縮される(従来は10年)
Office LTSC版の料金は約10%値上げされる
サポートについては、これまでもOfficeのメインストリームのサポート期間は5年だったので特に変わりはないように見えますが、これまでは追加で5年の延長サポートが利用できていたものが利用できなくなる可能性があるということです。
これは、OSのWindows10 Client LTSCについても適用されるとのことですので、Windws10 Enterpriseを利用しない場合、クライアントデバイス自体のライフサイクルも5年に縛られる可能性が生じることになりますので、IT投資上の留意が必要になります。
これらの情報に関するMicrosoftのアナウンスURLはこちらをご参照ください(英語ページであり、別ページで表示されます)。
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