管理可能なライセンス
デバイスライセンス
デバイスにインストールされたソフトウェアの数をカウントし、ライセンスの過不足を判定します。
ライセンス保有数を超えているかどうかは、当該ソフトウェアがインストールされているデバイス数でシステムが判定します。
ライセンス単位で超過割り当てを可能とするかどうかについての設定も可能です。
ユーザーライセンス
デバイスにインストールされたソフトウェアを、デバイスの「ユーザー」の数でカウントし、利用数を判定します。
同じユーザーが利用している限り、当該ソフトウェアの利用数は「1」でカウントします。
ライセンス保有数を超えているかどうかは、当該ソフトウェアの利用ユーザー数でシステムが判定します。
Office 365などのセカンドライセンス
複数のデバイスにインストールされていて、同じユーザーが利用しているかどうかをチェックします。
セカンドライセンス数はライセンスごとに設定でき、例えば、セカンドライセンス数を「2」で登録した場合、同じユーザーが2台のデバイスを利用していれば、ライセンスの利用数は「1」と判定します。セカンドライセンス数を「5」と登録した場合、ライセンスの利用数は、同じユーザーが異なるデバイスを5台利用しても「1」とカウントします。
サイトライセンス
サイトライセンスでソフトウェアの使用範囲として許諾された場所(利用許諾場所)を登録できます。
当該ライセンスを利用するデバイスの設置場所がライセンス管理台帳に登録された利用許諾場所と異なる場合に検知することができます。
CPUライセンス
CPUライセンスとして登録する際、紐づけるデバイスのCPU情報をライセンスに保持することができます。
紐づけられたデバイスのCPU情報の変更を検知することができます。
スイートライセンス
Office365や、MSDN、JustOfficeや一太郎など、一つのライセンスに複数の有償ソフトウェアの使用権が含まれるような製品をスイート製品として登録できます。
スイート製品として登録したライセンスは、同じデバイスに複数のソフトウェアがインストールされても、利用数は「1」でカウントします。
セカンドライセンスとの併用カウントもできます。
アップグレード・ダウングレード
アップグレードライセンスは、元ライセンスを紐づけて管理することができ、複数世代を紐づけることができます。
ダウングレードは、ダウングレード範囲を指定することができます。
ダウングレード範囲を指定した場合には、指定されたバージョンのライセンス媒体だけ紐づけれらるようになります。
範囲を指定しない場合には、紐づけられるライセンス媒体のバージョンの制限は解除されます。
ライセンス使用期限
ライセンスに使用期限を登録することで、サブスクリプション契約の管理ができます。
ライセンスの期限を登録し、リマインダーの設定をすることで、期限前の任意の期日に指定した権限者に通知を送ることができます。
仮想インスタンス数・コア数
ライセンス管理台帳にインスタンス数・コア数の登録ができ、設定されたライセンスをサーバーやクラスタ環境に紐づけることによって、許諾されたコア数・インスタンス数で使用されているかどうかを判定します。
利用されているコア数やインスタンス数を自動カウントし、ライセンスの利用状況を検証します。